◎登場人物◎


・沙綾〈さあや〉

主人公
4年前から「咲間の里」の教育機関にて、ミスマルの子となるため学んでいる16歳の少女。
容姿は極めて平凡。大人しく、落ち込みやすいが、努力家である。
舞は得意ではないが、歌声は清々しく聴く人を魅了する。


・燿理〈かがり〉

沙綾の先生。26歳。穏やかだが、時に厳しい。
ミスマルの子となる為に勉学に励んでいたが、在学中は下界に皇子、皇女が誕生しなかったので、
そのまま学舎に残り、未来のミスマルの子のために教鞭を振るう。


・琥珀〈こはく〉

琥珀の勾玉を持ってやってきた16歳の少年。
なぜだか分らないが、非常に不機嫌。無愛想。
この世界には珍しい短髪。


・翡翠〈ひすい〉

翡翠の勾玉を持ってやってきた24歳の若者。
優雅な物腰の優男。誰にでも優しいため、女性が勘違いしやすい。


・瑠璃〈るり〉

瑠璃の勾玉を持ってやってきた14歳の少女。
勝気な性格で、沙綾を「どじっこ」と罵る。
翡翠が好きで彼を追ってやってきた。


・天藍〈てんらん〉

天藍の勾玉を持ってやってきた18歳の少女。
穏やかな性格で、何かと沙綾と気があう。


・黒曜〈こくよう〉

黒曜の勾玉を持ってやってきた10歳の少年。
独特のしきたりのある里出身故に戸惑いを隠せない。


・透輝〈とうき〉

透輝の勾玉を持ってやってきた16歳の少年。
何かと琥珀と張り合う高慢な少年。女の子が苦手で目をあわさない。
叔父が現在ミスマルの息子。


・阿古屋〈あこや〉

阿古屋の勾玉を持ってやってきた20歳の女性。
艶やかな美貌の持ち主。才色兼備でミスマルの子に推薦されたが辞退した。
瑪瑙とは犬猿の仲。


・瑪瑙〈めのう〉

瑪瑙の勾玉を持ってやってきた22歳の青年。
国の中心となる役人を輩出してきた名家の嫡子。
頭のよい切れ者。阿古屋とは犬猿の仲。
inserted by FC2 system